(株)小鮒ネーム刺繍店(東京都)-刺繍・ワッペン・ネームの刺繍屋。ユニフォーム・シャツ刺繍から広告宣材用刺繍製作までの実績多数!

 

カケハギ

カケハギ(かけはぎ・かけつぎ)とは、虫穴・破れキズ・こげ穴等の 大事な洋服のキズを、織り込み・ 糸入れなどの技法により、一本一本、柄や折り方に合わせて自然な具合に仕上げることによって、元の 生地に近い状態に復元していく仕事です。

カケハギを行った際、お客様にとってキズ穴の修復がどれだけきれいに仕上がっているかということが、
重要なことであると思います。

自社では創業当初より、刺繍とカケハギの二本柱の専門店として 職人を育成し、技術力・丁寧さ共に
自信を持っております。

先代が編み出した特殊な技法により、より自然に生地と生地が馴染み絡み合うことによって、 出
来上がりが通常のカケハギに比べ、元の生地により近い状態に修復できるのです。

カケハギ修復例
当然カケハギとは、共生地と糸によって織っていく仕事ですので、接着剤などは一切使わず、その後の 洗濯でも ほつれる事は無く、糸と生地が絡み合うことによってむしろ以前よりも強度さを増していくのです。

なお、生地の質や織り方によって、織り込んだ部分が目立つ仕上がりになるものもありますので、専門の 社員がおりますので、お気軽にご相談下さい。

お洋服の丈つめや寸法直しもやっておりますので、そちらの料金の方も見積りフォームにてお気軽にご相談下さい。
■カケハギ料金表
カケハギ料金計算方法
※料金は最低でも3000円からになります。
※複数箇所にキズがある場合にはキズ毎に計算します。

■キズの大きさを計る際に、以下のような注意が必要になります。
  ・穴・キズだけではなく、周囲の生地の傷み具合も見ます。
    ・コゲ穴などは、焼け焦げている部分まで計ります。
  ・スリキレなどは、キズ部分だけではなく、生地の薄く擦れているとこまで計ります。
■カケハギの仕上がり
生地・織り方・糸・キズの場所によって織り込んだ部分の仕上がり具合が変わってきます。

以下のものは織り込んだ部分が目立つ場合があります。
・礼服                   ・綿織物
・薄くて透ける生地             ・サージ・ギャバ(学生服・コート)
・綾織りの生地               ・織り組織が細かいもの
・色あせしているもの(共布と色合いが合わず、目立つ場合があります
■カケハギの出来ないもの
▼カケハギが可能なもの
毛織物・毛が含まれている製品
(ニットの場合カケハギは出来ませんが、小さい穴であれば、かがって塞ぐことは出来ます。
その場合、少し吊れた様な感じになりますが、それ以上穴は大きくなりません。)

▼カケハギが出来ないもの
・革製品              ・ベルベット・別珍        ・着物
・コーデュロイ           ・プリント柄           ・フェルト
・ナイロン             ・ビニール生地          ・シルク
・デニム              ・ジャージ etc